< 注文 >
ウィーンはやっぱりチョコレートケーキがメイン。
あと有名どころはアッフェル・シュトゥルーデル(ウィーン風アップルパイ)。
チョコレート系はちょっと重い(ナッツ類が入っているのが多い)、と言う方は、カルディナールシュニッテンはどうでしょう。
私が今回気に入ったケーキです。メレンゲ生地に珈琲クリームを挟んだケーキで、見た目の大きさの割にふんわりと
食べられます。 ただしメレンゲ(卵白の泡立てたもの)が苦手と言う方にはお奨めできませんが(お店紹介のツェントラルと
オーバーラーの頁の中にカルディナールシュニッテンの写真有り。名前の由来については「雑記」の頁の「枢機卿」の項)。
ケーキの名前が分からなくても、ガラスケースの前に行ってこれと指させばOKです。
ちなみにケーキの名前の後ろに「トルテ」とつくのは切り分ける前は丸い形をしているもの、「シュニッテン」は切り分ける
前は四角い形(長方形)をしているものです。
複数の人数でケーキを頼むなら、みんなが違う物の方がいいかも。 というのは、たまにもったいなくも「食べ飽きる」という
現象が発生するから。 日本の小さくて凝った造りのケーキに慣れていると、ウィーンのケーキは大きくて味が単調に感じて
しまうのかもしれません。同行者のお皿の味見をすれば、少しは防げます。
(蛇足:帰国したらクリスマス間近。
ケーキを色々食べる機会に恵まれたのだけど、味の奥行きがない~、軽すぎる~と物足りなく思ったのでした。
人間ってつくづく勝手…)
ケーキを食べるなら昼御飯をしっかりと食べたく無く、といってお昼がケーキとお茶というのも……と言う方は、
スープとカフェ・ケーキという組み合わせはどうでしょう?
食事を頼めるカフェは意外と多く、スープを頼めば大抵パンがついてきます。
冬場は熱いスープ1杯でかなり生き返った気分が味わえます。量も多くはないかと。
その場合注文はまず食事系。食べ終わってお皿を下げに来たところで、改めてカフェ・デザートの注文をします。
基本的にこちらでは料理を食べながら珈琲を飲むという習慣はありません。 |