ウィーンのクリスマス市

カールス教会の横に積み上げられたモミ

は じめに

11月の中旬ぐらいから「クリスマス市」が開かれます
「市庁舎前」が一番大きく有名です。広場に店が建ち並び、なかなかにぎやか。
この時期だけしか楽しめない風物詩です。
日本で言ったら祭りの屋台。熊手や羽子板、たこ焼きやヨーヨーのお店が並んでいるといったところでしょうか。
「面白いけど、要る物は売ってない」とは、現地の旅行会社のお姉さんの弁。
大した物はなくても、見てて楽しい、なんか欲しくなっていきます。
市庁舎の市はゆっくり見るなら昼間、写真を撮るなら夕方、雰囲気を味わいたいなら夜がお勧めです。 

  上の写真は12月上旬、カールス教会の横に積み上げられていたモミです。2m近い大きさでした。
  これから飾り付けが始まるんだという期待に胸が膨らみます。


開 催期間と 場所

「クリスマス市」はウィーンの市内、何個所かで開かれています。一番大きいのは市庁舎前です。
カールス教会前やプラータの方でも開催されています。
市庁舎前以外は平日は午後から、土日は午前10,11時ぐらいから始まります。
終わりは夜の8時頃らしいのですが、それ以後の時間に行って開いていたことがあるので……?
平日は正午から午後に行った方がいいです。午前中だとお店がぼつぼつ開き始めたという感じの所もありますので。

クリスマス市は11月下旬あたりから始まり、12月24日の正午に幕を閉じるようです
(食べ物・飲み物系の屋台は大晦日にも開くとか) 。
日本と違いツリー等が片づけられるのは1月6日以降との事(1月6日はハイリゲ・ドライ・ケーニゲ(※聖なる3王様)の 祝日)。
使用済みのクリスマスツリーが、街角で 回収を待って山積みになるとか。
日本のツリーは門松との入れ替えですが、ウィーンは謝肉祭(カーニバル/ファッシング)の飾りと入れ替わるみたいです。

 ※三人の王様(賢者・博士)……キリストが生まれた時、聖霊による星に導かれてベツレヘムへやって来た。
   没薬・乳香・黄金を生まれたばかりのキリストに捧げる。 オーストリアでは故事に習い、1月6日に
   子供達がその格好をして家々を巡り、家の前で歌を歌い、お小遣いをもらう習慣があるそうです。

  片付け関連の情報に関しては「ウィーン観光情報」 の散歩道 さんに、御教授いただきましたm(_ _)m


クリスマス市へ〜  少 しでも雰囲気を出そうと写真を多くしています。環境によっては読み込みに時間がかかるかも(^^; 

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