ウィーン雑記トラブル……予期しないことが起こるものです

 
  戯言についての見出し  路面電車渋滞   UC首脳会議   「起こさないで下さい」  カメラが壊れる  シェーンプルンにて

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路面電車渋滞

  中央墓地へ行った帰り。路面電車のとある駅で後ろのドアの非常ベルが鳴り出した。誰もさわっていないのに。

  電車は発車しない。やがて運転手さんがやってくるがベルは止まらない。やっとこ止まっても電車が動かない。

  新しい乗客がやってきて乗ろうとするが、ドアが開かず前の車輌へと乗っていく(路面電車は2両変成)。
  

電車の渋滞(^^;  なんだか様子が分からないまま席に座っている。
 他の乗客も知らない物同士がやがや話し始める。

 しばらくしても電車は動かず。

 そのうち運転手と、どこかからもう一人係員らしき人
 (後で後続の電車の運転手と判明)が現れ、運転手さん
 と二人して何かしているが、らちがあかない模様。

 結局それまで乗っていた電車から降ろされて、後続の
 電車に乗り移るという事に。
 結局30分弱止まっていたかな。

 降りたら後ろに電車がずらりとつながっていた。

 しかし、自分が乗っている車両がトラブって良かった。
 後ろの方の電車に乗っていたら、電車が止まった原因が
 分からずさぞ不安に思ったことだろうし、他の駅で電車を
 待つ立場だとしたら寒くってかなわなかっただろう。

路面電車の渋滞


UC首脳会議

  98年の旅で一番やられたのはこれ。

  12/11朝ホテルを出たら交差点に警官がいて、信号が消えていた。リンクの方の信号も同様。
  停電かなと余り考えずにリンクを歩く。その朝は初めに新王宮の宝物館を見学する予定だったのだ。

  リンクにいつもより車が少ない気がする。どこの交差点に行っても警官の姿。信号故障にしては少し変かもと思う。

  ANAグランドホテルの方に来ると警官の数が増える。広い交差点だから、きっとオペラ座の方は、もっとたくさんいるよ
  と思ったらオペラ座前は警官は閑散としている。 なんでだろう。

  時間があったので先にモーツアルトの像を見ようと言うことになる。

  あれ、門が閉まっている。ここ入れなかったっけ? どこかからまわって来るようになったのか?
  折角来たのだからと、門の隙間からパチリ。

  美術史美術館から新王宮に入る入り口、いつもより柵が多い気がするけど、気のせいかしら。

  前にいた外人の小父さんに続いて新王宮へ。休みみたいに閑散としている。だけど宝物殿の入り口は開いている。
  入ってみたらチケット売り場の係員の小父さんに明日来いと言われる。

  外に出たら警備員みたいな人に、身分証明書の提示を求められる。パスポートではなさそう。
  持っていないと言うと、新王宮から出て行くようにと言われた。あらら、何かやっているのかしら。
  そういえば何か身分証明書チェックしていたっけ。なんで私ら入れたのかしら……。
  ミヒャエラー広場からコークマルの方をみて驚いた。警備員の姿しか無く、観光客は柵の向こうからこっちを見ている。

  ありゃりゃ。

  ぐるっと道を塞がれていて、スペイン乗馬学校の方の道も通れないから、オペラ座の方に行くのも大回り。
  予定変更して、一日を過ごす。

  夜7:30〜のニュースで、このせいか! と思わず見てしまった。いくらユーロー導入直前だとてったからって、
  頼むから別の場所でやってよ〜。こっちはそんなに何度もこられない、遠方からはるばる来ているのに〜。
  何もこんな観光名所で会議やらなくても(T_T)。他に場所はないのか、首脳会議だなんてー。

  翌朝、一緒の飛行機で来て、隣の部屋になったご夫妻と情報交換。ブリストルホテルに要人さんは泊まっていたとか。
  宝物館の小父さんが「明日来い」と言った言葉を信じて足を運んだらまだ会議中。閉鎖。あんまりだ。
  普段ならのちょちょいの距離を今日も大回り。

  隣室のご夫妻が土曜日の夜、親切に電話をかけてきてくれた。明日日曜日ののミサは観光客は入れないらしいと
  (相方が出発までの時間に覗く予定だった)。

  結局、今回宝物館と図書館(初めてだったのに〜)、相方はプラス教会のミサを見損ねたのでした。

  皇帝の部屋には先に行っていて良かった。エリザベート没後100年の特別展、これまで見られなかったらあんまりだった。

  最終日、ホテル送迎のお姉さんに愚痴ったら、私たちも直前まで知らなかった、何処まで閉められるかという情報も得られ
  なかった、と言っていた。警備の問題もあるんだろうけど、うーん、納得いかない。

  ウィーンカードの割引とか考えて、日程とか組んでいるのに3日も塞がれるなんて。
  もう、一生来られないかもしれないのに、入り口でおあずけを食うなんて。。

閉鎖された道  新王宮の前にて
閉鎖されて一般人は通れなくなったの図 遠くに見える人影は警備員 右は途方にくれる観光客


「起こさないで下さい」

  98年旅行の最終日。11時に1階のフロントに集合。時間までは部屋を使用できる。

  ちょっとした観光と最後の買い物を10:30まで予定していたので(残り30分弱で最終荷造り)、留守の間に掃除が入らないよう
  「起こさないで下さい」の表示を朝食後ドアからぶる下げる。

  身支度をしてさあ出かけるぞと言う時、部屋にトントンとノック。外には掃除のお姉さん。開けたらむこうも少しびっくり。
  掃除に来たというから、何でと問うと、ドアノブの表示を示す。ひょっとしてこれ「掃除をして下さい」の表示?
  でも、この紙しかなかったぞ。そう言うと待っていろという。すぐにどこかから一枚持ってきてくれた。

  確かに書いてあることが違う。それをドアにぶら下げ、礼を言ってドアを閉じたが、その後直ぐに外出するというのは
  気まずかった(10分程度の買い物に行った)。

  ところで実際に私が使った言葉は「What?」「This only」「ダンケ(ありがとう)」の3つ。あとは身振り手振り。


カメラが壊れる

  99年の旅で、カメラをドイツはミュンヘンの石畳の上に思いっきり落としていまいました。
  見事に壊れました。旅行日程あと4日残すという頃です。

  ホームページの資料追加〜と張り切ってウィーン入りを望んでいたのに、あんまりだ(T_T)
  運悪く相方のカメラの調子も悪く、泣く泣く使い捨てカメラを購入することに。

  ところが、けっこう良い値段なんです。おまけにショーウィンドウに置いてあっても値札が無い(^^;
  コダックの使い捨てカメラ、フラッシュ無しで99.9AS(約910円) ありで199.9AS(約1830円) 
  フジのフラッシュ付き(一度だけ売っていた)が21.9マルク(ドイツで購入 約1380円)でした。

  日本での値段は……考えないことにしました。旅行中の思わぬ出費は痛いです。

  使い捨てカメラ、私は日本ではまず使うこと無いのです。フラッシュは弱いし、机の上のモノとかの至近距離はぼやけるし……
  こんなものなんでしょうかね。

  ついでにカメラの予備電池も日本から持っていくことをお勧めします。これもヨーロッパはいいお値段です。


シェーンブルンにて

  観光シーズンオフの時期の朝一番に、シェーンプルン見学へ。勿論中はすいている。
  視界をさえぎられる事無く見学できる、と思ったら、後から大手ツアーの日本人の一団が。

  団体さんをやり過ごして、ゆっくり行ったつもりでも、次の部屋での向こうの説明が長いとまた一緒になる。
  こっちが先に行っても、ゆっくり見たいものがあって、立ち止まっていると後ろから早く行けという感じて迫ってくる。
  結局、抜きつ追われつという感じて宮殿内を回りました。

  それは別にいいんです。よくある事。

  問題は向こうの添乗員さんがどうも私たちの事を、便乗して日本語ガイドを聞こうとする、ずうずうしいフリーの客だと思っている
  ふしが感じられる事。
  向こうのガイドさんの声が聞こえる所にいると、露骨にイヤな顔をするし、しっし、さっさと行けっていう感じで。

  私達はそのツアーの客では無いけど、シェーンブルンを見学する事においては、こちらも料金を払っているお客なんだけどなぁ。
  聞く気は無くても、静かな部屋では説明の声は聞こえてくるし、見たい調度品が先客に塞がれているから待っているだけ。
 
  こっちはシェーンブルン、ツアーの案内付きで来た事も有るし、しっかり予習(復習?)もして来ているんだから
  只聞きなんて浅ましい根性は持ってないぞ〜と思ったりしても、相手はそんな事は知らないし、説明するのも変。
  向こうのガイドさんもそこまで過敏な反応するのは、過去にいやな個人旅行の人でもいたのかしら、と勘ぐってしまう。 

  たまたま同じ時間帯に居合わせた事が不幸なんだけど。 どないせいって言うんや〜、という気分です。

  他国人のグループと一緒になったのなら、こんな余計な気遣いしなくて済むのになとか、もう少し混んでいて他の
  グループが2つぐらい一緒だったら、関係もうやむやになるのにと、勿体無い事を願ってしまったのでした。


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